キーワードのギャップを見つけること自体は簡単な作業です。問題は、多くの ASO ツールがそこで止まってしまうことにあります。

キーワードリサーチツールを比較検討した経験があれば、おそらくこのパターンに見覚えがあるはずです。Sensor Tower、AppTweak、AppFollow、MobileAction、Data.ai。どれも良質なデータを提供してくれます。カテゴリのトレンド、キーワード難易度スコア、競合のランキング、ダウンロード数の推定値。何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのかを明快に示してくれます。

そして、そこで終わりです。あなたはデータをエクスポートし、タブを閉じ、App Store Connect を開き、自分のアプリにたどり着き、正しいメタデータの項目を探し出し、変更を貼り付け、審査に提出します。そして後になって、ランキングを動かしたのが本当にこの更新だったのかどうかを思い出そうとするのです。

ASO ツールをレビューするとき、このワークフローこそが誰も語らない問題なのです。

リサーチ専用モデルはエンタープライズ向けに作られた

エンタープライズ向けの ASO ツールは、ある特定のタイプの組織のために設計されています。それは、ASO アナリストを社内に抱えるモバイルパブリッシャーです。そのアナリストの仕事は、インテリジェンスを生み出すこと。キーワードレポート、競合ベンチマーク、可視性スコアなどです。アナリストは分析結果をプロダクトチームに提示し、プロダクトチームは実装を開発者に引き渡し、開発者が App Store Connect の中で変更を実行します。

このワークフローであれば、ツールがデータの層で止まっていても問題ありません。アナリストこそがツールの役割を担っているからです。開発者は実装を別の工程として処理します。

しかし、インディー開発者として iOS アプリを作っているなら、あなた自身がアナリストであり、同時に開発者でもあります。リサーチ専用ツールはあなたの作業量を減らしてはくれません。むしろ、すでに手作業でやっていた実装作業の上に、もう一層データのレイヤーを積み増すだけなのです。

このギャップが実際に奪うもの

たとえば、AppTweakSensor Tower でキーワードを追跡しているとしましょう。あなたはキーワードのギャップを発見します。難易度が中程度で、上位の競合はランクインしているのに自分はしていない用語です。これこそ、まさにキーワードリサーチの目的そのものです。

リサーチ専用のワークフローでは、この後こんなことが起こります。

  1. スプレッドシートや Notion のページにキーワードをメモする
  2. 別タブで App Store Connect を開く
  3. 自分のアプリを探し、App Information に移動する
  4. キーワード項目を見つける (タイトル項目とも、サブタイトル項目とも別物です)
  5. 文字数を手で数えながらキーワード項目を編集する
  6. 変更を提出する
  7. Apple がその変更をインデックスするまで 7〜14 日待つ
  8. ASO ツールに戻り、キーワードを探し出し、変更のタイミングとランクの動きを照らし合わせようとする

機会を見つけてから成果を追跡するまでに 8 つのステップがあり、お金を払って導入したツールが関わるのはステップ 1 だけです。残りはすべて、互いの存在を知らないツールのあいだを行き来する手作業のコンテキストスイッチです。

本当に欠けているもの

最も多く比較検討される ASO ツール、つまり AppFollowAppTweakSensor TowerData.aiMobileActionSplitMetrics を横断して見てみると、欠けているものは一貫しています。

  • メタデータエディタがない。リサーチが実装につながらない。
  • App Store Connect 連携がない。変更のたびに別途ログインし、手作業で画面を移動する必要がある。
  • スクリーンショットのパイプラインがない。結局 Fastlane か手作業での制作が必要になる。
  • ローカライズの自動化がない。新しいストアフロントへの展開は、まったく別のプロジェクトになる。
  • 提出のワークフローがない。アップデートをリリースするには、Xcode か ASC での別工程が必要になる。

これらの欠落は見落としではありません。これらのツールは、各ステップを別々の担当者でカバーできるチームのために作られているのです。インディー開発者にとっては、それぞれの欠落が、維持すべきもう一つのツールであり、ただでさえ詰め込まれたワークフローにおけるもう一つの手作業になります。

連携したワークフローとはどのようなものか

連携した ASO ワークフローは、リサーチと実装のあいだのループを一つのプラットフォームで完結させます。

  • キーワードのギャップを見つける
  • App Store Connect に切り替えることなく、同じツールの中で直接メタデータを編集する
  • 変更にはタイムスタンプが記録されるので、後からランクの動きと照らし合わせられる
  • 新しいローカライズ向けにメタデータを更新すると、スクリーンショットが自動的に再生成される
  • 更新したメタデータとスクリーンショットは、同じプラットフォームから直接 App Store Connect にプッシュされ、次の提出に備えられる

これは仮の話ではありません。Marteso はまさにこれを実現するために作られました。キーワード追跡、競合モニタリング、メタデータ編集、ローカライズの自動化、スクリーンショット生成、そして変更を直接 App Store Connect にプッシュすることまで、すべてが一つのワークフローとして連携しているので、機会を見つけてから行動に移すまでのギャップは、何日もではなく数分で済みます。

ASO ツールを評価するときに本当に問うべきこと

定番のツール評価の問いは「これはどんなデータを与えてくれるのか?」です。しかし、より良い問いはこうです。「データを手に入れたあと、このツールの中で自分は何ができるのか?」

その答えが「ダッシュボードを眺めて、それから作業はどこか別の場所でやる」であるなら、あなたが買っているのは ASO ツールではありません。買っているのは、結局自分で手作業で実装しなければならないリサーチです。

Marteso の無料プランでは、1 つのアプリと 50 個のトラッキングキーワード、メタデータエディタ、そして App Store Connect 連携が利用できます。クレジットカードは不要です。app.marteso.com から始めて、あなた自身のアプリでこのギャップを埋めるのに何が必要かを確かめてみてください。